寺院概要 

名称
宗教法人 林照寺 / 真宗大谷派 一乗山 林照寺 
所在地
868-0025 熊本県人吉市瓦屋町1632-1
連絡先
0966-22-3037
代表役員
茅場 唯信(住職) 
役員
責任役員:堤 正博、茅場 ゆかり
総代 他3名
所属僧侶
住職:茅場 唯信
坊守:茅場 ゆかり
         他3名
本山
京都市 東本願寺(真宗本廟)
https://www.higashihonganji.or.jp/
主な活動
九州南部地域を中心に浄土真宗の布教活動
共同納骨堂の運営
水害復旧・地域改題解決のためのボランティア
地域の皆さまとの交流
お堂や境内の貸し出し
お堂や境内などを、ご門徒の方や近隣の地域の皆さまなどにお貸ししております。詳しいことは、当寺院までお問い合わせください。
沿革
1871年(明治4年) 廃藩置県により人吉藩は人吉県となり「真宗禁制」がとかれる
1875年(明治8年) 浄土真宗としては人吉球磨地方最初となる説教道場「大谷派人吉説教道場」を現在の人吉市新町に開設
1877年(明治10年)西南戦争(西南の役)の戦火により説教道場を一時閉鎖

1878年(明治11年)9月 人吉市新町で「大谷派人吉説教場」の棟上式を実施
1896年(明治29年)5月 後の初代住職となる茅場法照が人吉説教場での在勤を開始
1901年(明治34年)大分県中津江村より寺号を移転し「林照寺」の名称に変更

1978年(昭和53年)8月 球磨川・胸川の河川改修にともない、新町から現在の瓦屋町に移転
当寺院のモットー
親鸞聖人が顕かにされた仏教・本願念仏の教えを、おわれを聞いて(聞法)、ひとりでも多くの方が念仏者となり、人間解放の道しるべとなることを願っております。
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思い出の旧林照寺

写真は、1928年(昭和3年)ごろに撮影されたと思われる旧林照寺の本堂です。人吉市新町にありました。

旧林照寺の建物は、新町の個人宅の敷地に間借りする形で運営されていた仮の説教道場から、徒歩数分の距離に建設された説教道場の建物がルーツになっています。1878年(明治11年)に説教道場の棟上式を行ったという記録があり、そこから何度かの増改築を重ねて写真のような姿になったようです。

しかし、繰り返される球磨川の水害対策として球磨川・胸川の河川改修が決まりました。この改修工事に伴い寺院自体を移転させる必要が生じ、建物は全て解体されてしまいました。棟上げからちょうど100年後の1978年(昭和53年)のことでした。

LINE相談(坊守 茅場ゆかり)

LINEの「友だち」を追加できます。聞法会や葬儀法要、その他のご相談などがありましたらお気軽に坊守 茅場ゆかり までお問い合わせください。なお、時間帯やご相談内容などによってはすぐに返信できない場合もあります。ご了承ください。
法令やLINEの利用規約などに違反した場合、その他当寺院が不適切と判断した場合には利用を制限する場合があります。

アクセス

  • 九州自動車道 人吉ICより車で3分です。瓦屋町の交差点を過ぎて一つ目の路地にお入りください。
  • 人吉ICまで、新八代、熊本、福岡(博多、天神)、宮崎、鹿児島中央などから高速バスが運行されています。
  • 人吉ICから林照寺まで徒歩20分ほどです。タクシーのご利用もご検討ください。
  • 高速バス、タクシーともにご予約をおすすめします。
  • JR肥薩線は2021年7月の大規模な水害の影響を受けて長期運休が続いております。早期の復旧を願っております。

主要空港や駅から人吉ICまでの公共交通機関でのアクセス方法

2021年7月(令和2年7月)の記録的な豪雨によりJR肥薩線は長期運休が続いており復旧の目途もついていません。このため、人吉まで公共交通でお越しになられる場合には、九州自動車道を経由し、熊本、福岡、新八代、宮崎、鹿児島などを結ぶ高速バスを利用することになります。なお人吉ICのバス停には上下合わせて一日100本以上の高速バスが停車しますので、行先やダイヤをよく確認してください。また満席で乗車できない場合もありますので、予約をおすすめします。(高速バスのため立席での乗車はできません)

人吉までのアクセス方法は下記のページをご覧ください。
人吉ICバス停 時刻表・案内( https://hitoyoshi-kuma-trafic.hp.peraichi.com/ )

住職あいさつ

皆さま、林照寺住職の茅場唯信です。当寺院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

私たちは、日々、それぞれのご縁をいただきながら生活し、懸命に生きています。

しかし、その懸命さゆえに、些細な考え方や価値観の違いから他者とぶつかり、しなくてもよい争いをしてしまうこともあります。「これで良いのか」「何かもっと大切な選択があるのではないか」と迷い、心が揺れうごき、物事の違いに囚われ、小さなことに心を奪われ立ち止まってしまうこともしばしばです。こうした争いや迷いの様子を見ていると、なにか私たちを貫く恒久的で大切なものが、欠けてしまっているように感じます。

たしかに、この世のすべては常に移り変わり、変わらないものは何もないという「諸行無常の理」があります。しかし、そうした変化の中にあっても、その時々で立ち返ることのできる、人生を貫く永遠なるものを見つけ、それと出逢うことが何より大切だと考えています。

皆さまとのご縁を大切にしながら、そのようなことをお伝えできればと願っております。